個別指導塾のチェックポイント。個別指導と集団塾どっちがいい?

子供を塾に入れよう!と思ったとき、「個別指導と集団塾どちらにするか」と悩みますよね。
どちらも目的によって一長一短だと思うので一概には言えませんが、私は自分の子は「集団塾」に入れると決めています。

なぜなら私はかつて「個別指導塾」に勤めていたからです。
学生時代は教師になることが夢で、教員免許を取得し、就職したのが個別指導塾でした。

今回は、そんな私が思う、「個別指導塾を検討する際のチェックポイント」について書こうと思います。

個別指導塾のチェックポイント

私は子どもの頃に「集団塾」・「家庭教師」を経験し、大人になり就職先が「個別指導塾」でした。
ここで紹介する「個別指導」とは、講師1人につき生徒少数(1~3人ほど)の形式のもので家庭教師も含みます。

① 口コミは大事だが、校舎によって違うものと理解する。

私が入社した個別指導塾は、フランチャイズで全国展開している大手の部類の塾でした。
フランチャイズということは、同じ「○○塾(仮名)」という名前であっても、隣の塾とは経営者が違うということもあり得ます。

なので、基本的な経営理念は同じであっても経営者によって運営方針はさまざま
口コミで「よい」とされている「○○塾(仮名)」であっても、経営者によって自分の求めていた色とは違うこともあり得ます。
逆も言えることで、「よくない」とされているところでも自分には合う場合もあります。

② 塾のシステムを理解する。ホームページに書かれていない情報を調べる。

個別指導では「講師1人につき生徒〇名まで」というシステムが多いと思います。
一見「ほぼマンツーマンで教えてもらえる」ように感じます。
ですが、その塾が「教えてくれる」のか、「見守ってくれている」のかを見極めた方がいい。

集団塾は「教えてくれるところ」だとはっきりしています。先生がカリキュラムにのっとり、新しい公式なり、知識を黒板に書いて説明してくれます。

自分の目的にもよりますが、
検討している個別指導塾も、集団塾のように「教えてくれるシステム」なのか、「自分がブースに入って勉強し、わからないところを質問するシステム」なのかを見ることです。

③ 塾の目的をはっきりさせる。自分のニーズに合っているか。

塾に何を求めるかを考える。
「進学校に行きたい」「学校の授業についていければいい」「勉強する習慣がつけばいい」のかなど。

「進学校に行きたい」のならば質問に答えてくれるだけより受験に向けた新しい知識を教えてくれる方がいいでしょう。
「学校の授業についていければいい」のなら「わからないところを教えてくれる補習塾」でいいでしょう。

④ 講師のレベルをチェックする。

講師は「プロ教師」なのか「大学生のアルバイト」なのか。
「担任制」なのか否か。
講師の質はどうか。

1対複数の個人指導塾の場合、大学生アルバイトを起用しているところが多くあります。
大学生は、数年前まで自身も受験生で新しい知識を持っているし、年齢も近いので親しみもあるし、メリットがたくさんあります。
プロ教師もその道のプロとして信頼がおけますので、こどもとの相性を考えると良いと思います。

また、担任制であるかどうかも重要です。
「担任制」の場合、過去のデータを持っているのですぐに授業に入れますが、そうでないと「生徒の自己申告」で始まるので「自習色」が強くなります。

一番重要なのは講師の質です。
私が勤めていたところは大学生アルバイトを多く抱えた「わからないところを質問し教えてもらう」タイプの塾でした。

私は社員の立場だったので、バイトのシフトを管理していました。たまにドタキャンする大学生もいて、講師が足りなくなり私も講師として入ることもありました。

講師をし初めてわかりましたが、1人で別の単元をしている複数人を見るのは相当大変です。

私の能力不足というものありますが、
例えば私1人に、2人の生徒がつくとします。
1人は中学1年生の数学、もう1人は高校2年生の社会をやっているとします。

それぞれに質問されると、とっさの頭の切り替えができませんでした。
数学を教えていたのに、隣からいきなり社会の質問をされる。
しかも学年が違います。レベルも違います。
そして自分の専門外の教科・・・。
「え~と、ちょっと待ってね」となってしまうこともありました。

各教科の知識があり、頭の切り替えが早い講師である必要がありました。
複数での指導なら、出来るだけペアになる人とは同じ学年、同じ教科、同じ単元である方がいいですね。

⑤ 費用対効果を考える。個別指導塾には自主学習を進んでできる子に向いている。

個別指導塾のメリットは、「個人の希望やレベルに合わせ柔軟にカリキュラムを組めること。」です。
1コマいくら個別指導塾では、オーダーメイドで授業数を増やすこともできれば減らすこともできます。
授業数に費用が比例します。

講師を少人数で独占するため、集団塾よりも割高であることが多いので、無駄なく効率的に授業が受けられるよう、自分でどんどん勉強を進め、わからないところを探しておける子が向いているでしょう。

まとめ!

私が働いていた塾を主にポイントを書きましたが、「完全マンツーマン」「指定カリキュラム」の個別指導塾もあります。

個別指導塾のメリットは「好きな曜日、時間を選べる」「質問しやすい」などのメリットもありますが、紹介したポイントに鑑み、私は自分の子は「集団塾」に入れています。

集団塾では「積極性がなければただ授業で座っているだけになってしまう」「理解に関わらずカリキュラム通り進んでしまう」などのデメリットがあるかもしれません。
ですが私の子は自主的に勉強をするタイプではないし、補習以上のことも学んでほしいので集団塾に入れました。
(※進学塾タイプの個別指導もありますが。)

個別にしろ集団にしろ「塾に入れれば安心」ではないことは確かです。
本人が積極的に学ぶ姿勢がなければ身につかないものです。
本当に今塾が必要か?ということも考えてみるといいでしょう。

個別指導塾でも集団塾でも目指すもののために必要でしょうか?
必要ならば、その塾は目的に合致しているでしょうか?

塾はいっぱいあります。
目的に合った塾選びをしてくださいね!
入塾前に体験、質問、面談などして色々チェックしてください!