この親にしてこの子あり。 ~無職の身内を働かせるために(4)の続きです。

夫の兄は仕事を辞め1年半の間無職でいました。
ニートと書こうと思ったら、ニートとは15歳から34歳の若年無業者を指すんですね。
なのでタイトルを無職としました。

タイトル通り、義兄の仕事が決まりました。
土曜日に姑から家賃滞納のカミングアウトを受け、日曜に義兄宅に乗り込み、月曜日に仕事が決まるというスピード解決です。

義兄の仕事が決まった!

家に帰ると姑が色めきだった声で「お兄ちゃん、仕事が決まったの~。」と言ってきました。
聞くところによると、月曜日に面接に行った際にそのまま採用になったらしい。

とりあえずは、良かったと思った。

でも、義兄は我慢が足りない人間です。
せっかくの仕事を続けられるか不安でなりませんでした。
それに、対人事故を起こしそうな危険な内容でした。
(私たちは義兄の能力を考えると、その職種は反対していましたが、義兄はその職種でずっと探していた。)

また、私たちが貸したお金、姑が援助したお金の回収、家賃や光熱費などの支払い計画etcいろいろと考えていかなければなりません。
全く安心できる状況ではない。

浮かれた姑に私は言いました。
「まだ一銭も発生していませんよ。喜ぶのはまだ早い。」

再度、義兄宅を訪問。支払い計画について話す。

仕事が決まったからと言って義兄任せしてはいられません。
安定して生活を送れるまでは、こちらで誘導、監視していかなければなりません。

義兄という人間は、お金があればあるだけ使ってしまうんです。
稼いだお金は絶対支払わなければならない方に行かず、生活レベルを上げて自分の遊びに使うでしょう。

ただ、一応は仕事が決まったんです。
そこは褒めてあげないと、やる気を損ないます。
「良かったね」
と言いつつ、次のステップの話をしていかなければなりません。

取りあえず仕事は決まったけど、給料が出るのは一カ月後です。
その間の生活費を考える必要があります。
義兄には手持ちの現金が少しあったので現金は渡さない決意です。

なので、訪問した際にお土産として、パンやお茶漬け、カップラーメン、日持ちする野菜、ガスを使わずに調理できる食材、調味料などの食材と、前回訪問した際、部屋干しで部屋が臭かったので、部屋干し用洗剤などの日用品を持っていきました。
現金を渡してもタバコや遊びに変わるのが目に見えています。
現物支給です。
義兄には「就職祝い」と言って渡しました。

家賃について
家賃は6月分まで払ってあるけど、義兄は4月分の一部までしか払っていないと思っている
義兄は大家さんに渡しに行く時間がないとのことだから、これからは姑が義兄の口座から大家さんへ振り込む。(姑が義兄の通帳を持っているから可能。)
家賃は6万だけど、滞納分を1万ずつでも返さないといけないから、毎月7万ずつでも余分に姑に渡すこと。

立て替え分
私達や姑が援助した分も返すこと。
ただ、姑には、「もしもの時の為に義兄には内緒で、返してくれたお金のうち一部は義兄のものとして貯めてあげれば?」と提案した。

義兄が仕事を辞めた。

仕事を始めてすぐ、不満を漏らす義兄に、「これ長くは続かないな。」と思った。
姑は「仕事を続けつつ他を探しなさい。」とアドバイスしたそうだが、結局は辞めた。
まぁ、想定の範囲内。

本人に話を聞くと、原因を姑や親せきのせいにしている。
姑たちが仕事中に電話をかけてくるから、クビになったと主張。

私は電話で本人に話を聞いて、責めることはしなかった。
責めるのは面と向かってじゃないとダメだから。
「過ぎたことはしょうがないから、次を探さないとね。」と優しく言った。

夫はガンガン責めていたけど、電話で責めたらダメだと思うんです。
だって、電話を切ったら相手がどんな顔をしているかわかりません。
気分が落ち込んでやる気をなくすかもしれません。
投げやりになるかもしれません。
ただでさえ家で一人にいて暗い気持ちなりやすいのに、うしろ向きな感情を与えては前に進めないと思います。
特に今は時間がないので、すぐに次へ進んでもらわないといけないのですから。

私は義兄の言い訳に全く共感も同情もしなかったけれど、
「クビになった経緯は分かった。残念だったね。今更この会社についていろいろ言ったってしょうがないんだから、今度は同じ失敗を繰り返さないように、いい勉強になったと思って次に行こうね。」と言った。

そして、そのクビになったと言われた日が木曜日だったので、
「今すぐ次を探して、履歴書書くんだよ。金曜日中に電話かけるんだよ。土日になると、会社が休みで電話がつながらなかったとかになりかねないから、金曜日中にやるんだよ。」と言った。

すると義兄が目星をつけているところが7か所あると言いました。
その7か所が正社員なので、「まず無理」と思ったけど、ぐっとこらえて「もしもの為にバイトも探してね。」と言った。

それと、義兄が「履歴書を書いている。」の一点張りだったので、
「履歴書を送る前に、まずは電話して、
①募集しているのを見たんだけど、まだ間に合うか?
②自分はこういう経歴の人間だけど応募は可能か?
③応募に必要なものは何か?
④スケジュール
を聞くんだよ。いきなり履歴書送ったって募集していなきゃ無駄になっちゃうよ。」
とアドバイスした。


そして、日曜日にまた義兄の家を訪問しました。
その時の話はまた次回に。
長々お付き合いいただいてありがとうございますm(__)m