「映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」を観てきました。
クレヨンしんちゃんの映画は何本か観てきましたが、正直なところ映画館で見るほどでもないかなという感想を持っていました。
が、今回は脚本が劇団ひとりということで、ちょっと楽しみにしていました。
劇団ひとりと言えば、小説も書くし映画監督もしてるしマルチな才能の持ち主で、どんな脚本を書くのかと期待していました。

※ちょっぴりネタバレ有りの感想です。
見たくない方はお戻りくださいm(__)m

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ユメミーワールド大突撃 あらすじ

しんちゃんの通う園に転入してきた少女、サキ
サキは友達を作ろうとしないし、近づく者には攻撃的な態度を取って人を寄せ付けず孤立している。

一方、しんちゃんたち春日部市民は、毎晩楽しい夢を見ていた。
夢の世界では何でもかなって大喜び。
カザマ君は政治家に、マサオ君は漫画家に、ネネちゃんはアイドルに、しんちゃんはセクシーなお姉さんたちに囲まれて(笑)

ところが楽しい夢の世界は突如悪夢の世界に変わってしまう・・・。
毎晩、悪夢に苦しめられる市民たち。
この状況を打破するために、しんちゃん達カスカベ防衛隊が立ち上がる!

感想。いつもお母さんにガミガミ怒られている子どもに見てほしい!

泣いた。
思いのほか泣きました。

母の愛。
父の愛。
友情。
この映画の中に終始ちりばめられていました。
これ、あのお下品なクレヨンしんちゃんなの!?ってぐらい感動物語でしたよ!
(いややはり下品なところはいっぱいあったけど。笑)

みんなが悪夢にうなされるようになるのは、謎の少女サキちゃんが原因になるんだけど、
サキちゃんが悪役として、みんなを苦しめているわけじゃない。
サキちゃんを想う父の愛が結果として悪夢を作り出してしまうのです。
サキちゃんのパパの、全人類を不幸にしても自分の娘を守りたいという気持ちは子を持つ母として少しわかる気がします。

でも、しんちゃんのパパ(ひろし)とママ(みさえ)だって自分の息子を守りたい。
いつもどうしょうもない(←ゴメン)ヒロシとみさえだけど、必死にしんちゃんを守るために奮闘します。
この奮闘ぶりが、ひいちゃうぐらいなんですが、親だから息子を助けるためになりふり構わずになっちゃうんでしょうね。
これはきっと劇団ひとりが父親になったことで生じた感情なんだろうなー。

いつもヘタレなのび太が映画の時だけカッコよくなっちゃうみたいに、いつもおバカなしんちゃんがカッコ良く・・・はなりません。
やっぱりおバカなんだけど無意識に活躍しちゃう。
子どもらしい純粋さで、勝てる、やれると信じているんですよね、自分自身を。
「大丈夫!信じていれば勝てるさ!」みたいなカッコいい決め台詞じゃなくて、「え?当然できるけど?」って感じ。
純粋さが最高で最強!

悪夢の正体が結構手ごわいのです。
それはサキちゃんの後悔と嘆きの大きさだと思う。(本編見てください!)
子どもたちカスカベ防衛隊の友情で少し救われたサキちゃんだけど、子どもだけの力では悪夢にかなわない。

そこに登場するのがみさえです。
みさえの台詞に世のお母さん方、号泣だと思いますよ。

ここはとっても良いシーンなのでぜひ観ていただきたいのですが、
うちなんか娘達に「早く宿題しなさい!」「学校の用意終わったの!?」「テレビ観てないでさっさとご飯食べなさい!」とかガミガミ怒っているわけですが、そんな言葉って右から左へ抜けてしまって心に響いてないと思うのです。
それで「ちゃんと聞いてるの!?」ってまた怒る・・・。
だけど、ここのみさえの台詞を子供たちが聞いたら、お母さんの気持ちが少しわかるんじゃないかな?
ガミガミ怒られても、納得してくれるんじゃないかな?と思いました。
「お母さんったら、いっつも私の事ばかり怒って!なにさ、なにさ!」って思っているお子さんに観てほしいな~。
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クレヨンしんちゃん、今回も安定して下品でしたけど、感動しました!
2か所ほど本気で子供に見せたくないと思ったところがありましたけど、劇場内は爆笑の渦でした。
ほんとに子供ってう〇ちとかお〇ら好きですよね~(笑)
本人役で何人かゲスト声優がいて、ちょいちょい小ネタを入れていて笑えました。
とにかく明るい安村、穿いてるのかどうかは劇場で確かめてください(笑)

(ちなみに、子どもに見せたくないと思った2か所は、幼稚園の先生の旦那との話と、ヒロシのかみそりのシーン。ひきました。汗)

感動したし、今回はアタリだったなーと思います(*^-^*)