姑の過干渉に悩むあなたへ。同居歴12年の私が言えること。
私はマンガが大好きです。
あいざわ遥さんの「まんまるポタジェ」3巻が発売になったのでさっそく買って読みました!
まんまるポタジェは田舎暮らしに奮闘する家族のお話で、ほのぼの可愛いらしいストーリーで大好きなマンガです。
全く同居マンガではないのですが、今回は姑の過干渉に苦しむ脇役さん(水上さん)の話がありました。
姑さんは世話焼きタイプ。
水上さんは同居ではないですが、近所に住むお姑さんの過干渉に悩んでいます。
お姑さんの「善意」が苦しいのです。
悪気がないのはわかるけど・・・
お義母さんと顔を合わせるのがイヤで家にいられないなんて
誰にも言えない・・・
あれ?どっかで聞いたセリフ。笑
私と同じ心理ですね。(その時の記事)
「もしものとき」の為にお姑さんに家の鍵を渡している水上さん夫婦。
お姑さんは事あるごとに、留守の水上さん宅に入ってはお世話を焼いて帰っていきます。
水上さんが家に帰ると、整理整頓された部屋。食器は洗われ、洗濯物は畳んであります。
見た瞬間どっと疲れが・・・。
わかるわ~。
うちの姑もそうなのです。
私のために私が日中いない間に、私たち夫婦の寝室に入り私たち夫婦のタンスから、私たち夫婦の下着とタオルを出してきて、風呂場の脱衣所に置いておいてくれるのです。
私のために私の荷物を整理整頓するのです。
私のために私のベットメイキングをするのです。
私のために私がから揚げを作ろうと思って買っていた鶏肉を使って、煮物を作っておいてくれるのです。
私のために。私のために。私のために。
結婚して数年間は部屋に姑が入った形跡があるだけで吐き気が起こるほど追い詰められました。
時間がなくて朝出来なくて、帰ってきてから洗おうと思っていた食器が、帰ったらすでに
洗ってある。
「何もできない嫁」のレッテルを張られた気持ちになって落ち込むこともありました。
意を決して、
「お義母さん、悪いですしやらなくていいですよ~」と言ったら。
「遠慮しないでいいのよ、さとみさん大変なんだから(にっこり)」って。
遠慮してるんじゃなく嫌なんです~(>_<)
でも相手は満面の笑みで「いいことした」と思っているわけです。
力になれたと思っているわけです。
夫は単純。
さて水上さんは夫に嫌味たっぷりと
「お義母さんが昼間きて、洗濯物取り込んで、掃除もしていってくれたみたい」と言います。
すると、
「やっぱ近所だと助かるな~。お礼の電話しとけよ」だって!!
はぁ、わかってないな~。
うちを見ているよう(悲)
あ、でもうちの夫より水上さんの旦那さんの方が理解あったわ。笑
水上さんが熱で寝込んでしまい、夫が携帯を取り、どこかへ電話を掛けようとします。
すかさず「お義母さんは呼ばないで!お願い」と叫びます。
水上さんの悲痛な叫びに夫も気づくわけです。
どんなに具合が悪くとも、どんなに部屋がぐちゃぐちゃでも、2人で協力して、
自分たち夫婦だけで乗り越えていきたいものなのですよね。
相手は変わらない。自分を変えよう。
悪気がないのはわかっているけど、ほんとに自由にさせてほしい。ほっといてほしい!って思いますよね。
善意の押し売りは、ほんとに勘弁してほしいです。
だけど私の経験上、それを伝えったって効力があるのはせいぜい1週間です。
60何年もそのスタイルで生きてきた人を変えるなんてはっきり言ってムリ!!
もう諦めてください。
相手を変えることに労力を使うよ
り、自分が変わる方がよっぽど楽です。
善意は「善意」として額面通り受け取った方が気持ちが楽です。
世話焼きは姑さんの趣味として認めましょう。
善意は姑さんの長所だと思いましょう。
にっこり「ありがとう?」と言うだけでとっても喜んでもらえますよ。
言うのはタダ!割り切って!
可愛いお嫁さんでいる方が得です。
でも、本当に触れてほしくないことだけは、にっこり「やめて?」と伝えましょう。
姑さんがやることを全部が全部否定しちゃうと、嫁姑関係が悪化します。
一つ二つだったら、「これはしちゃいけない」とちゃんと覚えてくれると思いますよ。
と、マンガの登場人物に感情移入してしまった私です。笑